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第615回 なぜ天仙液は日本で発売されないのか

王振国さんが開発された天仙液については
「ハイQ」で連載を続けておられる関根進さんが
実際に使用され、歴然とした効果があったとの
ことですので、その効用に敬意を払っていますが、
それだけ効用のある薬が日本では
販売されていないとのことです。
なぜなのでしょうか。

そうした私の疑問に対し、王振国さんは
ご著書で次のように答えてくださいました。
「現在、天仙液は日本で発売されていませんし、
一般的に日本国内に持ち込むのがとても困難です。
その原因の1つは、1980年に日本が
『ワシントン条約』批准したことです。

『ワシントン条約』とは正式には
『絶滅のおそれのある野生植物の種の国際取引に関する条約』
といいます。
地球上の全ての生物の中で、絶滅の危機にひんしている
生物の保護条例であるわけですが、
何故この条約が天仙液とかかわって思われるでしょうか。

それは天仙液に含まれている成分のうち、
麝香(じゃこう)、熊胆の成分が、
ワシントン条約によって指定された保護生物から
採取されているからなのです。

このことによって、現在、日本国には天仙液を
中国、香港で購入したとしても、自由に持ち帰ることは
原則的に禁止されているのです。

ですから、私は麝香、熊胆の成分に匹敵する成分を
研究、開発して、今後、全世界に普及できるように
改良しています。」(「『ガンに克つ中国―号天仙液の驚異
王 振国 劉 震宇 。 1995/5』)

12年も前の著作に掲載されている文章ですが、
私には納得的な回答のように感じられましたので
引用させていただきました。



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執筆者:戸田敦也(2007年04月22日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com