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第565回 富士通ベトナム工場従業員の平均年齢26歳

私達は富士通ベトナム工場で
Genral Directorの山本さんから
この工場について説明を受けました。

この工場で生産しているのは
最新モデルのコンピュータ、携帯電話、
デジカメ等に使われるプリント基板です。

プリント基板とはどういうものか、
にわか仕立てで仕入れたことですが、
パソコンとか携帯電話とデジカメなど
ほとんどすべての電子機器で使われている
電子部品を取り付けるための
緑色や黄色っぽい「板」のことです。

このプリント基板の製造工場が
どうしてベトナムに設置されたのでしょうか。
この点について、山本さんは
90年代の中頃、富士通がタイとフィリピンに
大型の組立工場を展開し、そのため
大量の部品供給が必要になり、
このタイとフィリピンを結ぶ
物流上の観点からベトナムが
最適と判断されたと説明してくださいました。

こうした経緯から、この工場で造られる
プリント基板はフィリピン、タイ、マレーシア、
日本などに輸出されています。

このプリント基板の製造は
機械で自動的に行われていますが
製品の検査は人力で行っているとのことで、
検査の仕事はベトナムの若い女性に
担当してもらっているとのことです。

さて、この工場で働く女子は2121名、
一方男子1408名で合計3529人の
ベトナム人が働いているとこのとです。

ところで、従業員の平均年齢は
どのくらいになるのでしょうか。
山本さんはこの点について、
ベトナムと日本の年代別の人口の
棒グラフを見せてくださいました。

その表によるとベトナムは若年者の
人口が多く、中高年者の人口は少なく、
中高年層が多くて、若い人が少ない
日本と好対照です。

そのため、ベトナムの平均年齢は24歳、
一方、日本は42歳となっていて、
この工場の従業員の平均年齢も
26歳とのことで、ベトナムは
若い人が中心になっている地域だ
ということがよくわかりました。



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執筆者:戸田敦也(2007年03月03日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com