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第564回 富士通のプリント基板製造工場がベトナムで大活躍

ベトナム、ホーチミン市の隣のドンナイ省を訪れ、
ドンナイ省工業団地管理公社(DIZA)を訪れたあと、
私達は、富士通ベトナム工場
(Fujitsu Computer Production of Viet Nam)
を見学しました。

今回のセミナーのなかでこの工場の見学は
私が最も熱望していたものです。
きれいな工場に入り、玄関に入りましたら
広い会議室に通していただきました。

この部屋で私達を迎えてくださったのは、
General Director、山下貴規さんと
Directorの新居 啓二さんです。

山下さんは昨年、富士通の長野県にある工場から
転勤されて、現在社長として活躍され、
新居さんは、このベトナム工場の立ち上げから
ずっと関与されてきたとうかがいました。

「それにしても、こんな田舎に
どうしてお見えになったのですか」
山下さんが親しみを込めて、
語りかけるように話してくださいました。

私はよくぞ、聞いてくださいましたとばかり
今回の訪問に至る経緯を話しました。
「私達はベトナムの経済発展に関心を持ち、
自分達の目でその状況を確かめ、
できることなら、ベトナムの会社に
貧者の一灯をともすためホーチミン市に参りました。

ベトナムに来る前、
ベトナムのイロハについて勉強しました。
主力の輸出産業は何かを調べたら
農業とか水産関係であることをしりましたが、
その次に電子部品が挙げられていました。

エレクトロニクス産業が育っているのかと
驚きましたが、コメントかがあり
『電子部品はベトナムが自力で製造しているものでなく
富士通がベトナムに進出し、プリント基板の生産を
始めたからです』とのことです。

そこで、ベトナムにおいて富士通さんが
当地での工業化と富の生産に大きく
貢献されていることを知り、
どうしても一目見学させていただきたく、
お伺いさせていただきました」。

そうしましたら、山下さんがうなづき、
「なるほど、そういうことですか。
実は輸出の方は最近、日系企業として
2位目になってしまったのですが、
ご訪問の意味がよくわかりました」
と大きなスクリーンに説明資料を映し出し
工場の説明を始めて下さいました。



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執筆者:戸田敦也(2007年03月02日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com