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第476回 「邱永漢ファンとの交流を求む」

この10年の間で
交流させていただく友人がうんとふえました。
10年前のことを思えば、
自分が多くの人たちと親しくなり、
また私が親しくなった人同士での
交流の促進をは図るようになるまでに
なっている今を予想することは
全くできませんでした。

どうしてこうなったのだろうかと
胸に手を当てて考えてみると
自分が友だちをつくることにわりに
熱心だったことに気づきます。

私の場合、つくりたい友達は
はっきりしていました。
邱永漢さんという作家であり
いつも新しい仕事を造り出すことに
熱心な人に関心を持っている人のことです。

邱さんは一冊本を出せば、3万冊とか、
5万冊はすぐ売れるといわれた人で、
私もその読者の一人でしたが
邱さんは読者に向かって直球を
投げてこられます。

読者としてはこの直球を
どう受け止めるかの課題が生まれてきますが、
この世には、こうした課題にどう取り組むか考え
行動している邱永漢ファンがいると想像し、
そうした邱作品の愛好家で、できれば
ホンネで語り合える友だちが持てると
いいなあと思っていました。

その思いをなんとか叶えたいと思い、
20年前くらいのことですが、
邱さんが連載していた読者欄宛に
「邱永漢ファンとの交流を求む」
と投稿し掲載していただいたことがあります。

ただ掲載していただいても、
梨のつぶてでしたから、
何とかならないかと思って
雑誌の編集者との面談求めましたが、
訪ねた雑誌社の部屋にカギがかかていて
入ることができませんでした。

そうした関門や障壁はたくさんありましたが、
いろいろトライする間に時を経て
私のこの願いは叶いました。

私は「願えば、実ります。私のいうことを信じれば」
というような類のことを話したり書いたりする人は
まったく好みではありません。
しかし、これまで体験してきたことを振り返れば
「願いはいつか叶えられる」ということは真実だと
思うようになりました。

「幸せになりたい」、「素敵なパートナーが欲しい」
「気の合う友だちがほしい」、「好きな仕事につきたい」、
「独立したい」、[社長になりたい」
「中国株で儲けたい」、「不動産もちになりたい」
「月100万円のお金が使える中金持ちになりたい」、
「幸せな老後を送りたい]などと人間の願望は多岐に亘りますが、
こういう願いであればいつか叶うと思います。

執筆者:戸田敦也(2006年12月03日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com