戸田ゼミ通信HOME >>
戸田敦也コラムトップページ >>
交流を楽しむ
450回〜
<< 前のコラム
|第473回 株はいつでも「今」が出発点|
>> 次のコラム
第473回 株はいつでも「今」が出発点
私はだいたい電車に乗ったときは
本を読みますので、家を出る前に
電車で読む本をバッグにしのばせます。
昨日は、このところ株の話が続いていることもあり
邱永漢さんが株についてお書きになった本を読みたくなり
本棚から『株は魔術師』という本をとりだして
バッグに入れました。
電車に乗って、やおらこの本を取り出し、
ページをぱらぱらくると
第一章『株をやるなら昔のことを忘れろ』
という言葉が目の中に飛び込んできました。
かねてから、過去にとらわれる人に
なってはいけないと戒めていますので、
この箇所を開いて読みました。
『株は魔術師』は今から20年前の昭和62年、
若者向けの雑誌『ドリブ』誌に連載されたもので、
これから株でもやってみるかというフレッシュマンを
念頭において、邱さんは執筆されていますが
そうした人に向かって、次のように書いておられます。
「皆さんが、ただ今現在から株をはじめたとする。
すると皆さんは今の株価から出発するよりほかない。
しかし、実はそれは皆さんだけに課せられたハンディだけなくて、
昔からやってきた人にとっても同じことなのである。
昔からやっている人は、すでに株を持っている。
その中には株価の半値で買った株があるかもしれない。
反対に倍も高い値段で買って半分に引かれた株も
まじっているかもしれない。
どんな株を持っているにしろ、また元が安いから
気は楽だということはあったとしても、
今、持っている株の時価がその人の現在の
出発点であって、これからどうなるかは
何ひとつ株を持たず、いまから出発する人と
少しも違うわけではないのである。」(『株は魔術師』)
私はもう株を始めてから20年くらいたっていますが
読んでいるうちに、自分がこれから初めて株を買う
若者になったように感じ、新鮮な気持ちになりました。
そして株に関する限り、最近はじめた人と
私のように数十年株を続けている人の間に
特別の違いがないことや、いつでも過去ではなく、
未来の方に目を向けなければいけないと感じました。
戸田ゼミのご案内
○ 12月9日(土)東京で戸田ゼミ参加者忘年会を開催します。
○ 12月16日(土)東京で事業立て直し原則セミナーを開催します。
○ 12月17日(日)東京で新規事業企画セミナーを開催します。
○ 2007年2月8日(木)~12日(日)ベトナム(ホーチンミン)でセミナーを開催。
(希望者はベトナムの証券会社の口座設定にご案内)
○ 2007年2月18日(日)東京で中国株・ベトナム株セミナーを開催します。
○ 2007年5月3日(木)~6日(日)香港・シンセンでセミナーを開催。
(希望者はHSBC香港口座の開設にご案内)
○ 2008年8月の北京オリンピック見学を織り込むセミナーを北京で開催。
○ 随時、人生設計通信セミナーを開催します。
○ 随時、商売の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、株の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、不動産の原則通信セミナーを開催します。
各セミナーの詳細は左欄の「戸田ゼミスケジュール」をクリックしてご覧下さい。
執筆者:戸田敦也(2006年11月30日)
戸田ゼミ通信HOME >>
戸田敦也コラムトップページ >>
交流を楽しむ
450回〜
<< 前のコラム
|第473回 株はいつでも「今」が出発点|
>> 次のコラム
邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

