戸田ゼミ通信HOME >> 戸田敦也コラムトップページ >> 交流を楽しむ  450回〜
<< 前のコラム |第469回 上がる株は持ち続け、下がる株は売り飛ばす| >> 次のコラム

第469回 上がる株は持ち続け、下がる株は売り飛ばす

私たちは500円の株が700円になったら
200円儲けたと喜んで売ります。
そして300円の株が200円になったら、
上がるまで待とうと、持ち続けます。

ですが、邱さんはご自身の体験を振り返り
次のような考えに到達されます。
「考えてみたら、上がる株ほどよく上がるから、
500円の株が700円に上がっても売らないで、
300円の株が200円に下がったら
売り飛ばしてしまうのが
本当のやり方ではなかろうかという気になってくる。

実はこれが本当のやり方なのである。
株価は、買う時点では安いか高いか判断する
基準はないもので、一定期間を経過して初めてその結果が出る。
買った時よりも高くなれば、安い株だったし
買った時より安くなっておれば、高い株だったことになる。

そこで、一定期間を経過した株価を振り返って統計を取ってみると、
値嵩の株ほどよく上がり、安い株はいつまでも
安値のまま動かないという結果が出る。

それならば買ってからいっこうに上がらないだけではなく、
逆に下がる株はなかなか上がらない株だし、
仮に上がるとしても時間がかかるから、いっそ
思いきって売ってしまい、上がった株は逆に残しておく。

そうすると、自分の持ち株は上がる株ばかりになってしまい
『上がる株ほどよく上がる』という原則が働いているとすれば
自分は目が覚めるたびに値上がりを享受できる。

理屈はこの通りであるし、その通り実行すれば
まず間違いないが、残念ながら、こうした投資法に
徹することのできる人はいたって少ない。」

この文章に続いて、邱さんは
「たいていの人は、これとちょうど逆のやり方をする」
とお書きになっていますが、そうした場合の結果については
ここ4回ばかりのコラムで書いてきました。

さて、あなたはどちらの投資法を選択されますか。
やっぱり多くの人の投資法を選ばれますか。
あるいはこの道を選ぶ人はいたって少ない
という投資法を選ばれますか。



戸田ゼミのご案内
○ 12月9日(土)東京で戸田ゼミ参加者忘年会を開催します。
○ 12月16日(土)東京で事業立て直し原則セミナーを開催します。
○ 12月17日(日)東京で新規事業企画セミナーを開催します。
○ 2007年2月8日(木)~12日(日)ベトナム(ホーチンミン)でセミナーを開催。
  (希望者はベトナムの証券会社の口座設定にご案内)
○ 2007年2月18日(日)東京で中国株・ベトナム株セミナーを開催します。
○ 2007年5月3日(木)~6日(日)香港・シンセンでセミナーを開催。
  (希望者はHSBC香港口座の開設にご案内)
○ 2008年8月の北京オリンピック見学を織り込むセミナーを北京で開催。
○ 随時、人生設計通信セミナーを開催します。
○ 随時、商売の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、株の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、不動産の原則通信セミナーを開催します。

各セミナーの詳細は左欄の「戸田ゼミスケジュール」をクリックしてご覧下さい。



執筆者:戸田敦也(2006年11月26日)

戸田ゼミ通信HOME >> 戸田敦也コラムトップページ >> 交流を楽しむ  450回〜
<< 前のコラム |第469回 上がる株は持ち続け、下がる株は売り飛ばす| >> 次のコラム

■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com