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第456回 中国の小型成長株が開陳台に並べられています
ここ3ヶ月くらいの間、邱永漢さんは
いまの中国の上場株の中から「これが成長株だ」と
ご自身が選ばれた株を続々開陳されています。
最初に紹介されたのが「8230東江環保(トウコウカンホ)」です。
汚水処理や廃棄物のリサイクルを業とする会社です。
この会社を紹介される前の邱さんは、
会社が公害対策を講じられるようになるのは、
ある程度蓄積ができてからであって、
いまの中国は、まだそういう状態にないと、
外から公害対策の必要性を指摘されながら、
これといった対策を講じない中国の会社を
擁護する論陣を張っておられました。
そうした議論から大きく前に踏み出し、
公害問題に取り組む会社のとして紹介されたのが
この東江環保会社です。
続いて採りあげられた会社が
「8251上海棟華(ドンファペトロ)」です。
アスファルトの輸入と販売を手がけている会社です。
自動車が走る道路への投資は一巡しても、
それを修理する仕事があると、道路の整備に
関係する会社として選ばれたのが、この上海棟華です。
三番手により挙げられたのが「8208常茂生化」です。
医薬の素材や食品の添加剤を生産する会社です。
全製品の80%が輸出で、しかも取引先が
東レ、味の素、ナビスコといった一流会社で、
「GEM銘柄(*)のなかでこんな会社が
あったのか」と邱さんご自身驚かれとおっしゃる会社です。
(*GEMとは “Growth Enterprise Market” の略で
「成長企業市場」の意味)
そして、4,5番手として
「2348東瑞製薬 (ダウンレイズファーマ)」、
「8058山東羅欣薬業 (ルオシンファーマ)」の2社が
今後を嘱望される会社として選ばれています。
更に6番手として広告の分野から
成長株候補も選ばれようとしています。
こんなに賑やかに成長株銘柄が続々
紹介されているのは「もしもしQさんQさん」
史上でもはじめてのことです。
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執筆者:戸田敦也(2006年11月13日)
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邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

