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第444回 ベトナム株指数は6年で5倍になっています
ベトナム株がこれまでどのような推移をたどり、
今はどういう局面にあるのかを見ましょう。
前回見たようにベトナムの証券市場は
2000年から取引を開始しましたが、
全体の株価の推移を示すものは
ベトナムVN指数とよばれています。
2000年7月28日を基準日とし、
その日の時価総額を100として
算出されています。
さてこのVN指数の動きのなかで
これまで二つの山をつくられてきました。
1つ目の山は2001年です。
ホーチミン取引所が開設されてから
1年たってからのことですが、
上場会社が2つしかないところに
ベトナム人も外国人も買いに走り、
指数は急ピッチで上昇し
571.4ポイントまで上がりました。
その後ベトナム政府が市場を冷やす対策を講じ
指数は急落しました。
二つ目の山は2006年です。
いま書いたように指数は
2001年に急落しその後長く低迷を続け
2003年10月に130.9ポイントにまで
下がりました。
この年の11月に外国投資家枠が
20%から30%に拡大されるとか
外国投資家が参入するとか
ファンドの設定が続くなどで
指数は上昇トレンドに転換しました。
そして2005年9月に
外国投資家枠が30%から49%にまで拡大され
また2006年1月に大型株のビナミルクが
上場して時価総額が倍増し、指数は
300ポイント前半から600ポイント台まで急騰しました。
そのあと、調整局面に入り、
10月30日時点で指数は512.4になっています。
ベトナム株の指数は山谷を経験しながら、
開設時から6年たったいま、5倍になっているわけです。
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執筆者:戸田敦也(2006年10月31日)
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邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

