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第411回 広州のレストランで広東語を実地勉強

香港を出発し、広州には11時くらいに着きました。
何の準備もないままに来ましたが、
当然のことながら導きのガイドが必要です。
駅の近くのコンビニに入って中国語で書かれた
地図を買い求めました。

この地図を片手に駅前をうろうろし、
昼飯をいただく場所を探しました。
広州の駅前のホテルに隣接するレストランの
看板を見、そこに入りました。

わりに大きなレストランです。
さて、何をどうやって注文するかです。
幸い、小姐(ウエイトレス)さんが
配ってくれたメニューには英語の標記もあります。

たまたま昼までに少し時間もあり
人の入りも少なく、小姐たちも
手持ち無沙汰気味です、
私があれこれ質問すると
いろいろ答えてくださいます。

でも言葉がわかりません。
昔勉強した中国語を思い出しました。
「あなたはどの地方からやってきているのですか?」
という言葉です。この質問を投げかけると
ある小姐は「この広東市内です」と答え
また別の小姐は「広西省です」と答えます。

「広西省って桂林のある町ですね」
と多少、中国に通じているような風を見せると
広西省から来ている小姐はうなづいて
ニコッと笑います。

私はとっさに香港についての
ガイドブックを持ってきており
その末尾に広東語の基本会話が
書き込まれていたのを思い出しました。

カバンからガイドブックを取り出し
末尾に書かれている広東語の会話の
漢字の上にふられているガナに添って
口を動かしました。

すると小姐たちはカナに興味を持ち、
小さな切れっぱしの紙に
自分の名前を書き、カナで書くとどうなるのか
書いてほしいと言ってきます。

おかげで、広州のレストランは
広東語の実地勉強の場と化しました。



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執筆者:戸田敦也(2006年09月28日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com