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第402回 深セン周辺の工場はユニークです

深センを一歩出るとバス道路に沿って
多くの工場が並んでいる光景に接しますが
目に入ってくる工場は、日本で
見慣れているものとはかなり違います。

まず、工場の建物がカラフルです。
私たちがふだん、日本で見ている工場は
ねずみ色系統で、薄汚れているものが多いですが、
深セン周辺の工場はどれも新しく、
建屋の色は暖色系です。

また工場といえば、
煙突を連想しますが
どの工場からも煙突が見えません。

広東省各都市の工場では人手をたくさん使う
仕事が多いと聞いていますが、そのことと
関係があるのでしょうか。

そして、洗濯された衣料が
干されている光景が目に入ります。

こちらの工場で働いている友人によると、
これらの工場で働いている人たちの多くは
各省からやって来た女子工員だそうです。

そして彼女たちが住む寮は工場の敷地内に
建てられていて、バスから見える洗濯物は
工場内で働く女子従業員が
洗濯した衣類なのだそうです。

ついでにいうと、洗濯と言っても
洗濯機ではなく手で洗っていて、
しかも洗った衣類を絞ることもなく
そのまま干しているので、
女子寮の洗濯物の下は
水がポトポト流れていて、
滑りやすいのだそうです。

所変われば品変わるといわれますが、
深セン周辺の工場の外観や仕組みは
日本の工場とは違っていてユニークです。



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執筆者:戸田敦也(2006年09月19日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com