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第397回 地王大廈から一望する深セン市の景観は圧巻
香港を出発したバスは
文錦渡(ウエンジュウ)に向かって進行しました。
道中は人気がしない、グリーン一杯の風景が続きますが、
香港を発って1時間くらいたった頃でしょうか、
小高い山むこうからニョッキリと背の高いビルが見え
出しました。そこが深セン市です。
やがて、私たち一行は文錦渡に着き、
バスを降りて、入国審査を受けました。
これが予想に反して時間がかかりましたが、
早めに香港を出てきたしたので
スケジュールに支障はありません。
審査を受けたのち、バスは深セン市内に入りました。
一挙に近代的なビルが立ち並び訪ずれた者の目を奪います。
バスは、384mのノッポビル、地王大廈に向かいました。
パナソニックの巨大な看板がかかったビルの傍に、
角を二本伸ばしたような背の高いビルが見えました。
これが地王大廈です。
さっそく、展望台に向かいました。
案内嬢のガイドに従って行動すると
69階の展望台に着きました。
入り口にイギリスのサッチャー首相と
中国の鄧小平首相の会談の様子を
実物大の蝋人形で再現する展示が
目に飛び込んできました。
香港返還を実現した二人の行動を
記念するものです。
さて、円形になった展望台から
深セン市の光景が360度の角度から
見ることができます。
最初に目に入るのが香港が見える方向です。
眼下には香港と深センの境界線になっている
川が見えます。
右手の方向にはシンセンが誇る
塩田コンテナヤードがありますが、
霞んで見えません。
歩を進めると、近代的な建物が
ギッシリととならぶ光景が見えます。
人口3万人の漁村が瞬く間に
700万人の人が働く街に変貌した
大きな変化を目にすることができ、
“これが深センか”と見る者の
心をとらえます。
この光景を見て驚かない人は
まずいないのではかと思いました。
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執筆者:戸田敦也(2006年09月14日)
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邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

