戸田ゼミ通信HOME >>
戸田敦也コラムトップページ >>
交流を楽しむ
350回〜
<< 前のコラム
|第378回 広東省が一大工業地区に大変貌|
>> 次のコラム
第378回 広東省が一大工業地区に大変貌
経済特区、深圳の誕生と発展が、
大きな刺激剤になって周辺の街々に
新しい工業都市が生まれ
広東省一帯が中国を代表する1つの工業地域に
変貌していきます。
そうした様子を邱永漢さんが
『これであなたも中国通』(平成16年)で
次のように描いておられます。
「経済特区がわが世の春を謳うようになると、
隣接する市町村も指を銜(くわ)えて
見ているだけではすまなくなった。
特区の垣根の外にあっても、
立地条件にそんなに変わりがあるわけではない。
特区が外地からの出稼ぎ人を締め出しにかかると、
特区に入りそこなった出稼ぎたちは特区の
垣根の外で半分の賃金でも喜んで働くことを
承知する。それでも四川省や雲南省の田舎で
職にあぶれているよりずっとましだからである。
かくて深圳とすぐお隣の東莞市(とうかんし)や
番寓市(ばんぐうし)や恵州市(けいしゅうし)では
『深圳の半分の賃金でいくらでも人を集められます』
『深圳は電力の供給を保障しますと宣伝しているけれども、
保障しているのは1日8時間であり、
それに対して我々のところは16時間保障します』
と台湾の会社にまで市長たちから
手紙が舞い込んだこともあった。
そうした努力の甲斐があって、やがて
周辺都市も特区に負けないだけの香港資本や
台湾資本を集めるようになり、広東省の
工業地帯はどこまで特区で、どこからが特区でないか
という区分がつかないほどの一大工業地区になって
しまった。いまこれらの地域には日本企業も
大挙して進出しており、いずれも働き手の大半が
広東省の人ではないので、工場敷地の半分が
宿舎になっている。」
(『これであなたも中国通』平成16年)
この原稿は、日本の自宅で4日前に書いたものですが、
実は私と友人たちが昨日、香港で合流し、
今日は、朝早く香港からバスで深圳を訪れ、
同地で香港やシンセンで活躍している友人たちから
体験談を話していただいたあと
深圳の隣の街々を見て、それから
経済特区の1つである珠海まで
走ることにしています。
深圳やその近郊の街を見て、
私や友人たちやどういう印象を持ったか
後日、報告させていただきます。
戸田ゼミのご案内
○ 9月2日(土)大阪で経済設計セミナーを開催します。
○ 9月3日(日)名古屋で経済設計セミナーを開催します。
○ 9月16日(土)松山(愛媛県)で経済設計セミナーを開催します。
○ 9月17日(日)焼津(静岡県)で起業セミナーを開催します。
○ 秋、東京で東京の不動産研究セミナーを開催します。
○ 11月12日(日)東京で中国株セミナーを開きます。
○ 随時、人生設計通信セミナーを開催します。
○ 随時、商売の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、株の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、不動産の原則通信セミナーを開催します。
各セミナーの詳細は左欄の「戸田ゼミスケジュール」をクリックしてご覧下さい。
執筆者:戸田敦也(2006年08月27日)
戸田ゼミ通信HOME >>
戸田敦也コラムトップページ >>
交流を楽しむ
350回〜
<< 前のコラム
|第378回 広東省が一大工業地区に大変貌|
>> 次のコラム
邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

