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第350回 成長株が中国株の中心になる!
いま「ハイハイQさんQさんデス」で、
邱永漢さんが連日のように、
これから、中国株がどうなるかについての
見通しをお書きになっています。
そして、その見通しのなかで、
日本の株がどう変化してきたかの
越し方が参考にされています。
そうした日本の歩いてきた道を
確かめてみることが、邱さんのお説の理解を
深めることになるのではないかと考え、
ここ数回、邱さんご自身が以前お書きになった
文章を教材として、日本の株が
利回り中心で動いてきた時代から
利回りを越えて高く評価される時代に
移り変わってきた経緯を見てきました。
そして、邱さんが
「株価の高低を判断する基準は
一株あたりの利益がもっと上昇するのかどうか、
あるいはその企業として
もっと多くのお金を集められる位置にあるか
という考えを採用されてきたことを見てきました。
そのうえで、
「第2323回 成長株中心の株価に変わりそうです」
で披露されていることをもう一度確かめましょう。
1)「中国は、実利を追う社会なので
日本株が利回りを越えて高く評価されるようになった
道をそのまま追うことにならないだろうけど、
これから中国で所得が高くなり、
株に向かう資金が向かうお金が増えるようになるので、
株価が更に高くなり、利回りが低くなることは
避けられないでしょう。」
2)「株価を押し上げる原動力は
一株当りの利益率が高水準を維持することだから
これから株価を追求する基準は
企業スケールの大小に関係なく
どんな企業が一番高い利益をあげられるかを物差しにし、
有望株かどうかを決めることになるでしょう」
邱さんの所説はこのように要約されると思いますが
こうした考えたに立ち「中国株は成長株中心になる」
とおっしゃるようになったのは、中国株について
探求を進められるなか、都市ガスとか、
廃棄物、汚水処理の専業メーカーとかに
出会われことが大きな引き金になっているようです。
これからは邱さんの後を追って、
これらの会社について自分なりに
調べてみることにしたいと思います。
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執筆者:戸田敦也(2006年07月30日)
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邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

