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第316回 深圳市一のノッポビルから眺望を楽しみます

知らないところに行けば、
その街全体が見下ろせるようなところに
のぼり、町全体を把握することが賢明だと
ある人から教えていただいたことがあります。

そこで、今回のセミナーでは
深圳市に入れば、この街でもっとも背が高く、
ノッポビルと呼ばれている「地王大厦」を訪れ、
頂上から中国の新興都市、深圳の全景を
眺めることにしたいと考えています。

実は昨年、香港でセミナーを開いたとき
私は前々日、香港に入り、
数人の友人たちと一緒に、何の準備もなしに、
行き当たりばったりで深圳を訪れました。

幸い、深圳の博物館で
日本語の堪能なスタッフに出会い、
「小高い丘」のあるところに
連れていってほしいとお願いしました。

その方の差配が適切で
タクシーに分掌して訪れたのが、
蓮花山公園でした。
そこには小高い丘があり
エッチラオッチラ汗を流しなが
坂を登りました。

どうして私が「小高い丘」に
執着したかと言いますと、
15年くらい前のことになりますすが、
邱永漢さんが深圳を訪れたとき
「小高い丘」に登り、眼下にひろがる光景を見て、
アジアの時代の到来に確信を深め、
本拠を東京から、香港に移し、
アジアの動きを鋭敏にキャッチしていくことに
されたとうかがっていたからです。

私が「小高い丘」を見つけ、登ったときのことを
当時連載していた『ハイQ』に書いたところ、
ほかならぬ邱さんから
「私の心境をご理解いただけと思います」
という趣旨のコメントをいただきました。

今回、深圳を訪れるに際し、
この地で活躍している友人たちに
アドバイスを求めたところ、深圳には
「地王大厦」という東京タワーより高いビルがあり、
69階の展望台からあらゆる角度で眺望が楽しめ、
深圳湾や香港との国境の様子を
間近に見ることがでくるとのことです。

そこで今回は、その後の予定のことももあり、
この「地王大厦」という高いビルを訪れるつもりです。



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執筆者:戸田敦也(2006年06月26日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com