戸田ゼミ通信HOME >>
戸田敦也コラムトップページ >>
交流を楽しむ
250回〜
<< 前のコラム
|第295回 株を財産として持つ姿勢を堅持しよう|
>> 次のコラム
第295回 株を財産として持つ姿勢を堅持しよう
今から約20年前のことですが、
邱永漢さんの目についたことの1つが
日本国内で不動産が個人から
法人の手に移る動きでした。
相続税を払うため相続人は土地を処分します。
その都度、不動産は個人の手から
法人の所有に移るわけです
そしてその分、法人の財産がふくれあがります。
個人が法人のそうした財産に対して
分け前を預かろうと思えば、株という形で
持つほかありません。
ところが、邱さんの目に映る
個人投資家の株に対する態度は、
株を利ザヤ稼ぎの手段ととらえ
「上がったら早く売り抜けよう」という姿勢です。
そうした態度に対して邱さんは
株とのつきあい方の切り替えを提言します。
「こうした時代になっても、
なお株を財産として認知せず、
買値と売値の利ザヤを稼ぐ投機の手段に
過ぎないと考えるのは
少し時代遅れといえないであろうか。
気がついてみたら、あの株も持っていた。
この株も持っていたというのは、
株があなたの財産の一部を
形成するようになったということである。
もしそうだとしたら、
財産として株を再評価し、
財産として持つなら
どんな株を持つのが正しいのか、
改めて考え直してみる
必要があるのではないだろうか。」
(『株の目 事業の目』昭和61年)
そして提言は次のように続きます。
「財産として持つなら、どんなに高くなっても
まだまだ高くなることが期待できる銘柄に限る。
万一そういう評価に耐えられない銘柄であれば
それを長期にふさわしい銘柄に
入れ替えるのが正しいであろう。
利ザヤ稼ぎで株を持つ姿勢を
財産として株を持つ姿勢に変えただけで、
あなたの株式市場を見る目に
コペルニクス的転回が
起こることは確実である」
(同上)
以上は20年前の
日本社会の中で動向を見ての
株式投資の姿勢についての
邱さんの提言ですが、
いま、中国株を扱う場合にも
指針にすると良い考えでは
ないかと考えて紹介しました。
戸田ゼミのご案内
○ 6月10日(土)・11日(日)東京で起業セミナー(2日コース)を開催します。
○ 6月18日(日)東京で邱さんの株式投資ヒストリーセミナーを開催します。
○ 8月5日(土)東京で中国株投資研究セミナーを開催します。
○ 8月25日(金)~28日(月)香港・深センで経済視察・交流セミナー(4日コース)を開催します。
○ 9月2日(土)大阪で経済設計セミナーを開催します。
○ 秋、東京で東京の不動産研究セミナーを開催します。
○ 随時、人生設計通信セミナーを開催します。
○ 随時、商売の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、株の原則通信セミナーを開催します。
○ 随時、不動産の原則通信セミナーを開催します。
各セミナーの詳細は左欄の「戸田ゼミスケジュール」をクリックしてご覧下さい。
執筆者:戸田敦也(2006年06月05日)
戸田ゼミ通信HOME >>
戸田敦也コラムトップページ >>
交流を楽しむ
250回〜
<< 前のコラム
|第295回 株を財産として持つ姿勢を堅持しよう|
>> 次のコラム
邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

