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第260回 一人でメシを食っていけますか?

いま組織で仕事をしている人のなかで
マンネリ気分に陥っている人が
多いのではないかと思います。

組織に入り、フレッシュマンとして
仕事を始めた頃は、右も左もわかりませんから、
先輩や同僚たちに手ほどきを受け、
一日も早くその仕事をマスターしなければ思い
自分なりにいろいろ努力したと思います。

そうした努力が実って、
その仕事をマスターするわけですが、
仕事に慣れてくるうちに、
新鮮味を感じなくなり、
退屈気味で時間を過ごすようになります。

ある意味では一つの仕事を続けていけば
避けられないことで、誰しもどこかの時点で
そうした気分になるのかも知れません。

しかし、そうした状態が長く続くことは
健全ではありません。
その間にも世の中は変化し、
その変化に対応できなくなるからです。

そうしたとき、自分に新鮮な風を送るためには
どうしたらいいでしょうか。
「組織を離れた時、自分はその道のプロとして、
メシを食って行けるだろうか?」
といった質問を投げかけることが一つの
刺激剤になるのではないかと思います。

たいていの人の場合、
「その道のプロとしてメシを食って行ける自信はありません」
「1人になったら、路頭に迷うだけです」
ということになるでしょうから、
そこから自分はどう努力していったらいいかが
見えてくるのではないでしょうか。

昨日の人生設計セミナーに参加いただいた
方々に投げかけた質問の一つが以上の
ようなものでした。



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執筆者:戸田敦也(2006年05月01日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com