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第222回 定年後どういうコースを歩みますか?
私の『人生設計セミナー』は
邱永漢さんの『人生後半のための経済設計』
をヒントにして名づけたのですが
邱さんが67歳のとき執筆を始め
2年の連載で完結した
『私は77歳で死にたい』という本に
『人生設計』という言葉が使われています。
この本は24章建てですが、その11章に
『最後の人生設計は自分で決める』
とあります。
この章で、邱さんは定年を迎えた人の
その後の生き方について二つのコースを紹介しています。
「定年くらいライフ・スタイルの切り替えに
絶好のチャンスはない。好むと好まざるとにかかわらず
クビを切られるのだから今まで働いてきた会社と
1つの区切りができる。
会社を退職したあとも会社のお情けに縋って
会社の関連会社で世話になるか、
それとも会社にさよならして
自分なりの生き方をするか、のどちらかである。」
「今までの仕事に愛着もあり、
未練もある人なら、たとえ給料が半分か、
それ以下に減り、また地位も格下げになったとしても、
顧問とか嘱託とか、肩書きこそ変わるが、
同じ職場に残るという手がある。
また、自分で新しい職場を見つけるより
会社に斡旋してもらった安心できると思う人は、
会社や孫会社に移ることもできる。
いずれも決断の時期を先送りにする
サラリーマン生活の延長といってよいだろう。」
「しかし、『もう働くだけ働いたのだから、あとは
悠々自適の生活を送りたい』という人もあれば
『優柔不断でつい定年まで性に合わない仕事をやってきたが、
この際、自分の好き勝手に行きたい』と言う人もある。
そういう人にとって定年くらい区切りのよい制度はない。
60歳を過ぎたら人生最後の4分の1くらいせめて自分の
生き方を自分の判断で選択したいものである。」
(以上いずれも『私は77歳で死にたい』)
会社で一生懸命働いても
60歳を越えると組織を去ることを迫られ、
どういう道を歩くのかの選択に迫られます。
あなたはどういうコースを歩まれますか。
戸田ゼミのご案内
○ 4月2日(日)東京で邱永漢さんの株式投資ヒストリー・セミナーを開催します。
○ 4月9日(日)東京で東京周辺の投資向けマンションに案内します。
○ 4月10日(月)藤沢で人生設計セミナーを開催します。
○ 4月15日(土)、22日(土)東京でゼイキン勉強会(2日)を開催します。
○ 4月29日(土)、30日(日)東京で人生設計セミナー(2日コース)を開催します。
○ 随時、人生設計通信セミナーを開催します。
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各セミナーの詳細は左欄の「戸田ゼミスケジュール」をクリックしてご覧下さい。
執筆者:戸田敦也(2006年03月24日)
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邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

