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第210回 自分の将来像を描けない時がありました

このところ5年後の自分を描き、
その“夢”を達成するために必要な
事柄についても書いてきました。

ごく普通で、平凡な“夢”にすぎませんが、
自分なりの将来像を描いたというのは
恥ずかしながら私の人生では
画期的なことなのです。

というのは、私は30代の半ばから
40歳代の頃にかけ、
自分の将来はどうなるのか
思い描こうとしましたが、
50歳以降の姿を描けませんでした。

というのは、会社の先輩たちを見ていると、
50歳くらいになると会社を離脱して、
関係会社に出て、その後の消息が
途絶え、様子がわからなくなるのです。

またかりに、わかったとしても、
先輩たちがたどった様子と
自分たちがたどるコースは
違ったものになると思いました。

そのため、50歳以降の
自分を描けなかったのです。
が、裏側から言えば
自分の人生を会社の人事施策にゆだね
自分の将来を主体的に描く力が欠けていた
といういうことになります。

実際には、定年より早く
自分がなじんだ組織を
離れるほうが良いと考え、
50歳を節目にして
第二の人生に踏み出しましたが、
会社勤めのコースを選んだ人は、
ある時期からは会社を離れた人生を
送ることになります。

ですからサラリーマンも
自分なりの夢や目標を立て、
その実現に向けて生きていく
人生態度を養っておくことが
必要でありまた有益だと思います。

こうした考えから、この趣旨に
賛同してくださる方々がおられたら
一緒に自分の人生の設計図を立てる
場を設けたい思います。



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執筆者:戸田敦也(2006年03月12日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com