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第187回 株を買えば先見力の有無が問われます

先を読むというのは、
事が起こる前にそのことを
前もって知るということで、
自分にそういう力があるのか
どうかを判定することは
簡単ではありません。

でも、株式投資のように、
相場の動きをあらかじめ読み
その予想に従ってお金を投じ
その後、はっきり結果が出る
世界に場面をしぼれば、
そうした世界において、自分は
先見力を発揮できる人間か、
あるはそうではないかがはっきりします。

ご承知の通り、株はできることなら、
自分の元金を増やしたいという思いから、
時価が刻々動く株を手に入れ、
その後の株価の動きで
元金が上にも下にも動くゲームです。

自分が予想した通りに株価が上がれば、
自分には先見力があるぞと言っても
ほかの人に認めてもらえるかもしれません。

反対に、株価の動きが自分の予想に
反した動きになれば、残念ながら
先を見る目がないということになります。

このように株式投資のような世界では、
行動のあとに結果がはっきり出ますので、
結果次第で、自分には先見力があるのか、
あるいはないのかがはっきりします。

できることなら、自分には
先を見る力があるぞと自慢したいものですが、
なにしろ、結果がはっきり出ますかから
ほかの人から認めてもらうのは簡単ではありません。



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執筆者:戸田敦也(2006年02月17日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com