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第166回 中国の発展を展望する土台がしっかりします

2月5日から「邱さんの株のヒストリー勉強会」
をはじめます。この勉強を通して、
資源も原料もない日本がなぜ金持ち国になったのか
を勉強し、これがひいては中国の経済発展を展望する
土台づくくりにつながっていくと考えています。

日本は自分たちの力で経済の発展を
成し遂げようと考え、それに必要な資金は
借り入れで賄ってきました。

これに対して、中国は、資本や生産技術を持つ
外国企業の進出を奨励し、彼らの力を借りて
経済を発展させてきました。

このように開発のスタイルに違いがありますが、
原料を仕入れて、それに加工を施して、
製品を造り、付加価値を産み出しすことで、
会社が利益をあげ、その分け前をうけて
会社で働く人たちの生活も豊かになるという
経済活動はほぼ同じだと思います。

そしていま、中国は経済を発展させることで
次から次に難しい問題に遭遇していますが、
そういう問題はかつて、日本が経済を伸ばす
過程で経験してきたように思います。

たとえば、いま中国は石炭や石油などの
エネルギー資源が高騰し、生産活動に
ブレーキがかかりそうな気配があります。

また製品の輸出が活発になり、
対価として得た外貨が巨額に上り
諸外国から通貨の切り上げを
求められるようになっています。

こうした問題は日本の経済の成長期に
仕事をしてきた人なら、誰もが
思い当たる出来事です。

昭和48年と53年、2回にわたって
日本は石油資源の高騰に見舞われ、
成長もこれまでかと、将来を危ぶみました。
でもこれがきっかけになって、
石油の使大きく減らす省資源の
技術や新製品を開発し、このことによって、
日本の会社の競争力は一段と高められました。

また通貨が固定相場から変動相場に移ると、
コスト切り下げなどの努力で外貨をかせいでも
外貨が増えたら、通貨が切り上げられ、
結果として努力したことが、すべて
帳消しにされてしまうのではないかと
その先を危ぶみました。

しかし、通貨が切りあげられたら、
その都度コストダウンや品質の向上につとめ、
日本の会社の経済的な力は
一段と強靭なものになっていきました。

邱さんが株について書かれた文章を
読みついでいけば、このように日本の会社が
さまざまな問題に直面しながらも、
都度、それらを解決し、発展していった道程がわかり、
ここのことが中国のこれからの経済の発展を
展望していく土台がしっかりするものに
なると考えています。
ご興味をお持ちの方はどうぞご参加ください。



戸田ゼミのご案内

○ 1月28日(土)東京で中国株銘柄研究セミナーを開催します。
○ 2月4日(土)東京で東京周辺の投資向きマンション視察セミナーを開催します。
○ 2月5日(日)東京で邱さんの株式投資ヒストリーセミナーを開催します。
○ 2月12日(日)福岡で経済設計セミナーを開催します。
○ 2月20日(月)東京で中国株銘柄研究セミナーを開催します。
○ 2月27日(月)東京で人生設計セミナーを開催します。
○ 随時、人生設計通信セミナーを開催します。
○ 随時、株の通信学習セミナーを開催します。

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執筆者:戸田敦也(2006年01月27日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com