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第99回 なぜ石炭会社に陽が当たっているのでしょう

中国の石炭会社として
上海B株の「伊泰コール」
(イータイコール 900948)
香港市場に上場している「ヤン州コール」
(ヤンシュウコール1171)
がありますが、この二つの会社は
ここ数年、増収増益を続けています。

日本の石炭会社は
高度成長に入る前に斜陽化していましたが、
中国の石炭会社はなぜ成長期において
良い業績を挙げているのでしょうか。

中国で石炭を消費する産業は
電力、鉄鋼、セメント、ガラス、紙などです。
特に中国では電力は石炭を使って
発電する火力が中心です。
このため産業界における石炭の消費量は
最近急激に増えています。

石炭の消費量が増えるだけではありません。
石炭価格も高くなっています。
このため、「伊泰コール」や
「ヤン州コール」など中国の石炭会社は
高い業績を続け、高い配当を続け、
結果として株価も高くなっているのです。

こうした状況が一過性のものか、
あるいは、持続するものかです。
エネルギー源としては石炭から
石油にというのが大きな潮流だと思います。

でも中国では、石炭不足が
深刻になっているようなので、
石炭会社に陽が当たる時期は
当分続くのではないか
と私は考えています。
まったくのあて推量に過ぎませんが。


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執筆者:戸田敦也(2005年11月21日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com