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第103回 海運業は花形産業の一つです

多くの日本人にとって
日本郵船に代表される海運業は
斜陽産業の一つです。
ですが中国ではこの海運業が
花形産業の一つです。

中国の経済が発展し、
海外から運んでくる物も
また海外に商品を売る物も
ともに増えているからです。

この海運の仕事に当たっている
中国の主要な上場会社として
「中海発展」(チャイナシッピング1138)
「中海コンテナ(中海集運)」( チュウカイコンテナ2866)
「中国外運(中外運)」(シノトランス 0598)
などがあります。

「中海発展」は中国で内向海運の最大手で
輸送の中心は石炭や石油です。

「中海コンテナ」は海運コンテナの
輸送事業を行う国内最大手で、
コンテナの積載能力は世界で第10位です。
ちなみに8位が日本郵船、12位が川崎汽船、
15位が商船三井で、日本郵船と川崎汽船の間に
位置しています。

また「中外運」は中国の大手の海運業者です。

これら3社の年々の純利益の
対前年比(単位 %)の推移を見てみましょう。

「中海発展」  81.8(2002年) 73.2(2003年) 80.2(2004年)
「中海コンテナ」— (2002年)  —(2003年) 190.9(2004年)
「中国外運」  26.5(2002年) 23.2(2003年) 13.9(2004年)

「中海コンテナ」は2002年の純利益がマイナスであるため
2002年、2003年の数字は表示されていませんが、
純利益が年々着実に増えている傾向が読み取れます。
中国では今後も貿易量が着実に増えていくでしょうから、
今後も海運業には陽が当っていくと思われます。


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執筆者:戸田敦也(2005年11月25日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com