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第55回 考えたことを実地で試すことが必要です
新規事業の企画部門に配属され
新規事業を企画する仕事に従事しても
プランを立てるだけで、
実行に移すまでに至らない人が
少なくありません。
立てたプランを実行に移すには
組織の中での承認が必要で、
実行したくても、その了承が
得られない場合があります。
しかし、組織の承認を得る前のところで
プランを実行しても、失敗しそうだから
プランを実行するのは
やめておこうという心理が働き、
自分で土俵から降りることが
少なくないように思います。
立てたプランを実行しても、
世の人に受け入れそうになく
そのため弱気になり、
やめておこうというのは
人間の自然な感情です。
しかし、戦う前から、失敗することを恐れ
しり込みばかりしていては、
チャンスを手にすることはできないことも
これまた事実です。
日本経済新聞の「私の履歴書」には
実業家の人たちがやってきたことが、
書かれていますが、最初から
うまく行く人はいないようです。
ほぼすべての人といっていいくらい、
ほとんどの人が最初の段階では失敗し、
その失敗に教えられて
打つ手を変え、そうした作業を
なんども繰り返すことで、
ようやく目標地点にたどり着いています。
ですから、新しい事業を
生み出そうと思えば、どこかの時点で、
考えたことを実地で試すことが必要です。
執筆者:戸田敦也(2005年10月08日)
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邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

