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第47回 不動産の購入には入念な準備が必要です
私などが不動産投資に
関心を持ったときは
インフレ基調の時代でした。
インフレの時は、
不動産の値段が上がる一方
借りたお金の値打ちが下がります。
ですから、お金を借りて、
不動産を手に入れることが奨励され、
私などもその考え方に従って
不動産投資を始めました。
でも、経済の流れが急激に変わりました。
上がるばかりと思っていた不動産が下落し、
本業や不動産からの収入が減って、
借金の返済ができなくなる人が続出し、
不動産を手放さざるを得なくなりました
新聞や雑誌はそうしたことを
大きく取り上げてきましたが、
むろん、インフレの時期不動産を手に入れ、
デフレ時代になってからも、
持ち続けている人は大勢います。
このように私たちのまわりで
冷たい風が吹いても、不動産を
持ち続けるられるようにするためには
どんなことに注意したらいいでしょうか。
まずは、不景気になっても
いつでも不動産を借りてくれる
テナントが現れそうな不動産を
手に入れることす。そのため
便利のいい場所に立地する不動産を
選ぶことが望まれます。
また不動産はどんな時代も
私たちの目からみたら高く、
自己資金だけでは不足し、
借金で補うことになりましょうが
借金のレベルを極力抑え、
たとえば月々の返済は、
不動産からの収入でまかなえるようにする
といった慎重さが求められます。
さらにロケーションのいい不動産を
手に入れたとしても、テナントが
すぐには現れないこともありますから、
そういう場合も、あわてないですむよう
例えば半年くらいは持ちこたえられるように
しておくことも必要でしょう。
不動産は時の通り、一旦手に入れたら、
簡単には動かせない財産ですから、
これ以上の慎重さはないくらいの慎重さで
対処してちょうどいいのではないでしょうか。
執筆者:戸田敦也(2005年09月30日)
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邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com

