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第34回 ナンピン買いは値戻しの場面で効果を発揮

私が上海B株にナンピン買いを
かけたのは、平成10年ごろのことですが、
それから、2,3年たった平成12、13年の頃、
上海のB株が目に見えて
値をあげるようになりました。

中国の人たちもB株が買えるように
なったという政府の発表が
きっかけになってのことですが、
下がりに下がっていた株が、
どこかで値を上げる機を
うかがっていたのかもしれません。

このときは、B株はどの株も一斉に
値を上げ、B株を持ち合わせていた人は、
誰もがいい気分を味わったと思いますが
たまたま、私は、その2,3年前に
株価が下がる場面で、ナンピン買いを
していましたので、その効果が
現れてきました。

ある日、自分の持ち株の時価を
計算したところ、株を買うのに
投じたお金の5倍になっていたのです。
こうした場に出会って、
ナンピン買いというもは、
株が値を戻す場面で、
大きな効果を発揮するものだ
ということを知りました。

執筆者:戸田敦也(2005年09月17日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com