戸田ゼミ通信HOME >> 戸田敦也コラムトップページ >> 交流を楽しむ  1回〜
<< 前のコラム |第33回 下げたら買い増すのがナンピン買いです| >> 次のコラム

第33回 下げたら買い増すのがナンピン買いです

頭を打つと、なにかしっかりした
よりどころを求めるようになります。
私はNEC株が3分の1に下げたところで
株について勉強することの必要を感じ、
邱さんが株について書いた本を
集めて、読むようになりました。

その過程で株が買値を下げたとき、
その時点でその株を買い増し
株の購入に要した平均コストを
下げるという、ナンピン買いの
知恵を知りました。

ただ、日本の会社の株は株価が高く、
3分の1に下げたといっても
かなりのお金が必要で、
そのお金をひねりだすことができず、
仕入れた新知恵を活用できませんでした。

新知識を活用する場面は、
中国の会社の株を買うようになってから
起こって来ました。
平成8年に中国の会社の株を買ったのですが、
自分の期待と全く反対の方に動き
10分の1にまで下がってしまいました。
そのときにナンピンの知恵が頭に浮かびました。

ご存知の通り、中国の会社の株は
日本人の金銭感覚からすると、
ずいぶん安いです。その安い株が
さらに安くなっているのです。
手元にあったお金で、
ナンピン買いすることができました。
値を下げた株を買い、
また値を下げると、買う、
という行動をくりかえしました。

執筆者:戸田敦也(2005年09月16日)

戸田ゼミ通信HOME >> 戸田敦也コラムトップページ >> 交流を楽しむ  1回〜
<< 前のコラム |第33回 下げたら買い増すのがナンピン買いです| >> 次のコラム

■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com