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第32回 株の平均購入コストを下げる手があります
人は痛い目にあうと
何とか状況を打開する道がないかと、
考えるようになります。
私の場合でいえば、NECの株を買い、
買値の3分の1まで値を下げたところで
初めて株と向き合うようになりました。
その頃、邱永漢さんがお書きになった
『株の目 事業の目』という本を読み、
「株は安いときに買うものです」と書かれていて、
目が覚める思いがしたと前に買きましたが、
これがきっかけになって、邱さんが株について
お書きになっている本で手に入るものは
すべて集めて勉強するようになりました。
その過程で知ったことの一つが
株が値を下げたとき、
その時点でまたその株を買い、
その株の購入に要したコストの平均を
下げるという手があるということです。
いわゆるナンピン買いです。
こういう場面では、株のことはできれば、
忘れたいと思っていますので、その株を
買い増すいうようなことは、思いつきませんが
いずれ値を戻すことがあると考えるなら、
これはなかなかの妙案です。
さて仕入れた知恵は
さっそく活用したいものですが、
株を買い増すお金が
財布の中になければ、
仕入れた知恵も活用できません。
執筆者:戸田敦也(2005年09月15日)
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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com
邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。
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