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第26回 株とつきあうには根気が必要です

はじめて株を買ったのは43歳のときです。

邱さんは株の初心者に向けて
「株のことを知る一番の方法は
株を買うことだ」とおっしゃっています。
また「株は自由になるお金で買うように」
とおっしゃっています。

株を書いたい気持ちは山々ですが
「自由になるお金」に恵まれなかったので、
43歳になって初めて株を買うことになりました。

不動産投資の場合はロケーションの
いい場所になる定期収入向きの不動産を
手に入れると、いつも決まったお金を
運んでくれます。

ところが株の場合は
業績いいい会社の株を買っても、
株式市場が冷え込むと、
業績のいい株も値を下げ、
どこまで下がるのだろうかと
思うくらいに下がってきます。

株はもうからないものだなあと
長嘆息し、あきらめ、
株を持っていたことを忘れるくらい
放っておくと、いつの間にか
株が息を吹き返し、
段々に値を上げてきます。

こういう体験を何度かして、
株で儲けようと思ったら、
根気強くつき合っていくことが
必要だと思うようになります。

そういうことがわかるのも
実際に株を買ってのことですから
株のことを知りたかったら、
実際に株を買ってみるというのは
真理ですが、実際に株を買っても、
株は儲からないよとあきらめて、
株とお別れしていく人が多いようです。

ですから、「株とつきあうには
根気が必要だ」というように、
こうすれば株と仲良く付き合っていける
「原則」を伝えていきたいと考えています。

執筆者:戸田敦也(2005年09月09日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com