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第25回 定期収入のある不動産が老後を支える

35,6歳の頃、年をとってから
お金のことで困らないようしたいと思い、
投資を始めるようになり、
それから四半世紀の年月がたって
今の私は62歳になりましたが、
人生の後半期を迎えて、
お金のことで困るといったことは
避けられそうだと感じるようになっています。

というのは、30代中半から
40歳前半にかけ、定期的に
収入の入る不動産を手に入れ、
これがお金を運んでくれる
形になっているからです。

私が投資を始めた時期は
物価があがるインフレの時代で
少しお金がたまったら、
それを頭金にして、銀行からお金を借り、
不動産を手に入れておくのがいいと
邱さんはアドバイスをしました。

そして、邱さんが推奨する不動産は
更地状態のままの不動産ではなく
定期的にお金の入ってくる
マンションの一室でした。

これは理にかなった方法で、
年をとってからお金が半減ないし皆無になる
可能性のあるサラリーマンンに
適した投資法だと思いました。

そこで、財布の底をトントンとたたき、
出てきたお金を頭金にして、
ワンルーム・マンションの一室を
手に入れました。

そのあとに、バブルの崩壊があり、
手に入れた不動産も
大きく値を崩しましたが、
ロケーションのいい不動産を選び、
また銀行からの借り入れも、
テナントが入らなくても、しばらくは
耐えられるレベルに抑えましたので
いまも持ち続けることができています。

こうした投資の効果で
年をとっても、お金に困らないで
すむのではないかと感じるように
なっています。この先、どんなことが
起こるかわからないので、あまり
先走ったことは言わないほうが
いいかもしれませんが。

執筆者:戸田ゼミ運営係(2005年09月08日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com