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第19回 安定した会社をやめて北京に留学

セミナー活動を始めてから2年たちました。
この間、参加いただいた方たちの行動に
顕著な変化が起こっていることに気づきます。

セミナーを始めて1年たった頃のことですが、
1人の青年が、会社をやめて
北京の大学に留学すると
言い出しました。

このHPで「30代からの中国留学」と
題して、コラムを連載している
松尾勝さんの行動です。

その兆候がなかったわけではありません。
最初のセミナーでは毎週、土曜日に
3日連続で集まっていただき、
3日目に、参加いただいた皆さんに
各々の目標とか計画を発表いただきました。

またその6ヶ月後に、集まっていただき
各人の目標や計画の進行状況とか、
その時点での心境とか感想について
話していただきました。

そのとき、松尾さんは
今後の進路方向として
「中国に出向くことも
選択肢の一つにしています」
と話されました。

そのとき、私は、
その意向、わからないわけではないけど
安定した企業につとめ、
毎日を楽しんでいるように見える
松尾さんが、自分の意思で
中国に飛び出すとはとても思えず、
「本当に中国に行くことを考えているの?」
と聞いたものです。

それから半年くらいたったところで
松尾さんから
「会社をやめて北京の大学に留学します」
と伝えるメールをいただき、
松尾さんの志の高さを知り、
自分の不明を恥じました。

これが、セミナー開始後
1年目に体験させていただいた
一つの変化です。

執筆者:戸田敦也(2005年09月02日)

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■戸田 敦也 (とだ・あつなり)
toda.jpg 邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。

■戸田敦也さんへのメールはこちらまで: todaatsunari@gmail.com