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邱永漢サラリーマン出門(S59.12.15/KKベストセラーズ)

出版:S59.12.15/KKベストセラーズ  ¥3,150
サラリーマンに独立・自営の生き方を勧めた最初の本。


【読後感想をいただきました】
邱永漢氏の昭和44年〜45年の著作。変わった題名だが、 入門書があるのだから出門書があってもいいだろう 、と言うので出門という変わった題名がついている。

この本の中に「実行力は悪党の特権か?」と言う章があった。 「人の良い人間は使い物にならないが、 悪いやつは人の指図を受けないでも思うことをどんどん実行していく。 考えてみれば、実行しなければ「悪」にならないのだから、 悪党と呼ばれる連中が実行力を持っているのは当たり前であろう。」 と言う文章に続き、邱先生のコンサルタントにやくざっぽい人が サムライ商法の相談に来た時のエピソードを紹介していた。

この文章を読んで直ぐに思い出した顔がライブドアのホリエモンだ。 人の良い人間だったら時間外取引でニッポン放送の株の買占めなんぞ 思いついても実行しないだろう。

先週会社で日経ビジネスが回覧されてきた。 ホリエモンとゆかいななかまたちと題し アンダー40という年代層にスポットライトを当てていた。 この世代の感覚はスピード感と時価総額を重視することだ。 インタビューを受けていた人のなかで、 持っている資産60億円のうち半分使って宇宙へ行く事にしている人がいた。 それだけでも凡夫と発想が違っているのに、 宇宙でガンダムのプラモデルを組み立てたり、 ガンダムに出てくるシャアのコスプレを着るのだと答えている。 やりたいことをするためにお金を稼いだんでしょ。 と言われるとおっしゃる通りと答えざるを得ないが、 これがビットバレーの住人の感覚か、と驚いた。

別にこの人が犯罪を犯しているわけではないが、 既成概念を覆すことを悪と広めに定義するなら立派に悪党として通用するだろう。

果たしてあなたは悪党になれるか?(香港/藤本)

【読後感想をいただきました】
これの「サラリーマン出門」は 若い人へ向けたアドバイスですが 年代を超えて共通するものがありました。

独立心や情熱、あきらめないこと、行動力。 それから目のつけどころがとても大切だと いうことは時代を越えても変わらないなあと 思いました。

ただ40歳が独立するかどうかの分水嶺だと 先生はみられていますが、 体力が落ちてくるのはしょうがないにしても 意欲、行動力がある限り、 人によってまちまちだと感じています。 事実、10月の、邱先生の中国考察団に 参加された人は60歳を越えていました。

その人は邱友会が出来て以来、 ずっと参加されているそうですが、 年に関係なく自分がしたいことを 行動されているそうです。 英語の必要性を感じて、ノバで勉強しているとも 言っていました。

大阪/松田吉明

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