HOME >> 対談集 (7) >> チャイナリスクに賭ける(H08.03.28/プレジデント社)

チャイナリスクに賭ける(H08.03.28/プレジデント社)

出版:H08.03.28/プレジデント社  ¥840
中国で活躍しているビジネスマンたちとの対談集。


【読後感想をいただきました】
「プレジデント」誌に95年2月~12月にかけて掲載された
邱永漢氏と中国に進出した日系企業のビジネスマンとの
対談11編を纏めた本。

当時の風潮として人治が大きくクローズアップされていて、
どの企業も政府関係との折り合いに腐心した話が出てくる。
それと地元の従業員とのカルチャーのギャップ。
進出した日本企業の側が日中のカルチャーギャップを
どうやって埋めるか、手探り状態だった様子が対談で出てくるが、
恐らく従業員にしてもそうだっただろう。

邱先生は中国進出で成功している会社の原因を一つは
台湾で華人ビジネスのノウハウを体験を通じて理解していた事と
もう一つは信頼できる有能な華人もしくは中国人を
重要なポストにつけてその能力を
最大限、有効に活用できていることをあげていた。

人様の国で商売するのだから
自分がしっかりしなければならないのは自明の理であるが
どのような相手とビジネスパートナーになるか
これも大きな要素である趣旨を書かれていた。

一人当たりのGDPが1,500ドルを越えた辺りで
人は無茶苦茶を言わなくなる。
とのご説にはこういう見方もあるのか、
と妙な納得をしてしまった。

対談なので読むのに時間は掛からない。
中国で活躍するビジネスパーソンには1読して損はない本だろう。

(香港/藤本)


▲このページのトップに戻る

邱永漢書籍の読後感想をお寄せください。
お寄せいただいた感想は、筆者に断りなく「戸田ゼミ通信ホームページ」「邱永漢ライブラリーホームページ」に掲載・加工・再利用する場合があります。また、「戸田ゼミ通信ホームページ」「邱永漢ライブラリーホームページ」への掲載・削除の権利はハック・コーポレーション戸田敦也が保有します。 著作権の詳細についてはこちらをご覧ください。